NPO法人みえのこころ

伊賀の忍者たちの陰の功労は歴史に残ることはないが、子孫の未来のために平和な世界の到来を願い、覚悟を持って最前線で戦った。

長い戦乱の世に終止符を打つため、伊賀の忍者たちは徳川家康の出世に貢献した。

家康率いる戦いで多くの伊賀忍者が命を落とした。本能寺の変で家康の窮地を救った「伊賀越え」は有名だ。

江戸時代、伊賀忍者は徳川幕府のために働き、平和を守るために情報を集め、265年間という世界史上稀に見る平和な時代を築いた。

非営利団体「三重のこころ」は、2011年の震災後、東北の子供たちに喜びを与えるために設立された。

そして、伊賀地域の子どもたちに忍者の歴史と文化を伝え、忍者が平和に貢献していることを世界に知ってもらい、伊賀地域に外国人観光客を誘致し、地域の活性化に貢献したいと考えた。

これをベースに、有名な手裏剣とあまり知られていない法輪を組み合わせた忍者スポーツを開発し、平和の象徴とした。

忍者スポーツ "忍者わなげ(リングゲーム)"の開発は2016年に始まり、2019年には "しゅりりん "という名称で公式ルールを制定しました。

競技は、手裏剣を「わなげ」のように的の梁に向かって投げる「スタンダード」、手裏剣の撃ち方で穴に手裏剣を入れる「ボックス」、3m×6mのスペースで手裏剣を投げ合って競う「バトル」の3種目がある。

正しい姿勢をとり、体をコントロールし、精神を統一することで、精度を高めることができる。

上達するには、心身の高度なコントロール、空気抵抗、投げの強弱を計算する能力が必要だ。

また、あらゆるスポーツや身体活動の基礎トレーニングとしても使える。

以上のような理由から、私たちは2018年11月18日、「しゅりりん」を日本を代表する忍者スポーツとし、世界に普及させることを目的に「しゅりりん研究会」を設立しました。


会長川上 仁一

(古賀伴流21代宗家/三重大学社会連携研究センター准教授)


副会長黒井裕彦(忍術研究家/伝統忍者黒戸会会員/日本忍術の保存と復活を目指す会)

代表者
森下繁晴(特定非営利活動法人みえこころ)

しゅりりん研究会

TEL:0595-24-1177FAX:0595-28-0028
所在地


三重県伊賀市緑ヶ丘南町3908-6